転轍器

古き良き時代の鉄道情景

D519


発車待ち
 鶴崎は臨海工業地帯に位置する貨物扱いの多い駅で、大在寄り北に分岐する専用線が敷設されていた。石油コンビナートから日通のディーゼル機でタンカーが運ばれ、鶴崎の側線で国鉄線に中継されていた。大分駅頭でよく見かけた貨物列車は編成前部はタンク車が多数続き、鶴崎で連結されたものであった。昭和42年版専用線一覧表(トワイライトゾーン5/平成8年11月刊)によると、鶴崎からは住友化学九州石油に、大在からは朝日珪酸、坂ノ市から旭化成、幸崎からは日本鉱業への専用線が明記されている。     南延岡発門司(操)行1596レ 日豊本線鶴崎 S47(1972)/10/28