転轍器

古き良き時代の鉄道情景

オハフ41 200番台


 山陰本線長門市4時28分発門司6時52分着841レを関門専用の新鋭EF81304〔門〕が牽引して門司駅2番ホームに滑り込んで来た。50系と旧形の混結編成で1輛めは外観からスハフ42だろうと思ったが、ネガを見て驚きのオハフ41202〔広セキ〕であった。オハ41という形式はスハ43系の1等車(スロ51・52、スロフ51・53)からの通勤用ロングシート改造車で、オハフ41はその緩急車版である。しかしこのオハフ41の200番台だけはスハフ42からの改造で昭和54年7月に3輛だけ誕生した変り種、ということが趣味誌を調べてわかった。外観はスハフ42のように見えるが乗客の座り方からロングシート車ということがわかる。 オハフ41202〔広セキ〕 鹿児島本線門司 S57(1982)/8