転轍器

古き良き時代の鉄道情景

京都市電


 京都市電の写真は観光で立寄った際のスナップで忘却の彼方へ行ってしまっていた。場所の記録がないので写っている画面に何か手がかりはないかと隅々を探すと意外とあるものだ。わずかに写っていた電柱の看板から七条通りを行く6系統と判明する。後方の煙突は何の煙突なのか気になるところ。電停には「急行通過」の標識があるので急行運転も行われていたのであろうか。百万遍行の方向幕を掲げた2600形が写っていた。 2610 博物館三十三間堂前 S52(1977)/8

東山七条は東大路通七条通が接するT字路で市電はデルタ線を描いていた。8系統1800形と6系統2600形が東山七条で交換する。