転轍器

古き良き時代の鉄道情景

セメント列車


 昭和47年夏の筑豊本線はD50・D51・D60・9600・8620の牽く客貨列車が次々と行き交っていた。次の罐は何かなと待っていると数本に1本の割合で朱とグレイの真新しいDD51がやって来た。ホキ6800清一色の編成は伊田線金田発のセメントクリンカ専用列車で直方で9600からDD51にバトンを渡す。 DD51764〔直〕牽引5292レ 筑豊本線中間〜筑前垣生 S47(1972)/8