転轍器

古き良き時代の鉄道情景

徳浦信号場


 徳浦信号場は臼杵津久見9.7kmの駅間に列車本数の増加に対応するため、昭和42年9月に開設された。臼杵湾津久見湾を分ける半島のつけ根を15‰の勾配で超える難所でサミットの位置にこの信号場がある。深い山間のトンネルとトンネルの間に上下線が分かれ、構内にも掘られたトンネルをぬけて線路は収束する。緑の木々を背景に液化塩素の黄色いタンク車の上りとコンテナ編成の下りが交換する。 日豊本線徳浦(信) H9(1997)/4/16