転轍器

古き良き時代の鉄道情景

茅ヶ崎機関区


 手元に昭和43年と48年の配置表がある。昭和43年を見ると茅ヶ崎機関区はキハ30・20・16・10が計23輛と掲載されているが、昭和48年では茅ヶ崎機関区は配給車2輛だけで気動車の掲載はない。上記キハ4形式は八王子機関区に27輛配置とあり、ほぼ同ナンバーなので配置替えと思われる。DD13は区名札「茅」が付いているのに配置表には掲載がなく、不思議な動力車基地であった。庫から顔を出し下回りが良く見えるツートンのキハ30や無造作に置かれたドラム缶、機関区名を掲げた味のある検修庫の風景はまるで模型の世界のようだ。茅ヶ崎に立寄った際、DD12がもしや居るのではと思って駅を回って機関区をのぞいた時のスナップである。 茅ヶ崎機関区 S51(1976)/2