転轍器

古き良き時代の鉄道情景

D519のテンダ


 転車台から延びる機留線にD519〔延〕がテンダを見せて待機している。テンダ形式プレートは拡大すると「12-17C」(?)のようにも読める。通常D51のテンダは8-20形式で、C55全盛時代に行われたテンダ振替の名残りなのか、と思ってしまう。C55の日豊本線通し運用の際、水容量の大きいD51のテンダと振替が行われたらしいが、運用終了の際元に戻された、とも聞いていてこの真偽は定かではない。テンダプレートがはがされた後が残っているのも気になる。 大分運転所 S47(1972)/4/22