転轍器

古き良き時代の鉄道情景

開かずの踏切


 14年後の大道踏切。相変わらずの開かずの踏切であった。変わったのは踏切が自動化されたこと。遮断機が降りる有人の踏切から、いわゆる第一種と呼ばれる自動遮断機の踏切になっていた。道を塞ぐ列車はグレードアップされた寝台特急“富士”で12号車が通るところ。SOLOのロゴの下にナンバーオハネ251001が貼られている。一番手前の引上げ線を通っているので運転所からの入換中で、右から左へ動いた編成は再び今度は左から右へと後進する。踏切遮断時間はもう少し続く…。 H4(1992)