転轍器

古き良き時代の鉄道情景

D51272


 本州の地で門デフ機を目撃。一瞬ここは九州?と錯覚した厚狭駅下車の第一印象である。予想通りD51272は元熊本の罐で、昭和45年10月の鹿児島本線全線電化開業時に厚狭機関区へ移動していた。厚狭機関区には昭和46年10月現在、D51-23・C58-8・C12-5の計36輛が配置されていた。D51は重安・美祢から小野田港・宇部港までの1日36往復の石灰石専用編成に、C58とC12は宇部小野田線の20往復以上の貨物と入換にそれぞれ活躍していた。 厚狭  S47(1972)/8/11