転轍器

古き良き時代の鉄道情景

磐越西線のDD51


 DD5120〔東新〕牽引の郡山発新津行下り233レは磐越西線176kmを約5時間かけて走り通す。牽引機は会津若松でED77から東新潟機関区のDD51に交代する。スユニが付いた5輛編成の客車列車は亜幹線の趣を漂わせてくれる。 磐越西線喜多方 S49(1974)/6/15

 5輛編成の新潟行229レは郡山方面からED77牽引で入線し、最後尾のスユニにDD5135〔東新〕が付いて先頭となる。1番線を出ると渡り線を渡って新津方面に進路をとる。 磐越西線会津若松  S49(1974)/6/16

 DD51505〔東新〕の牽く新津方からの貨物列車が中線に入って来た。DD51はここで開放、編成後部ではED77重連が連結され、進行方向が逆になって郡山へと向かう。となりの線は屋根にドームが載ったED77の試作機、ED77901〔福〕が停車している。昭和48年3月の配置表によると、東新潟機関区のDD51は15輛(13・14・15・16・20・21・22・23・27・35・37・38・505・506・512)配置されていた。500番台は重連総括制御でエンドビームはジャンパ栓受が賑やかに見える。 磐越西線会津若松 S49(1974)/6/15