只見線は福島県は磐越西線会津若松から新潟県は上越線小出まで135㎞の路線である。只見川沿いにダムを建設する為の電源開発路線として建設され、小刻みに線路を延ばし、昭和46年に全線が開通している。会津宮下は昭和31年までは終着駅で、機関車の駐泊所が置かれ転車台も設置されていた。構内はその名残で2線の機関庫が建っていた。列車は下り(画面左)が会津若松発小出行423D、上り(画面右)は会津川口発会津若松行424Dで、上下列車共に7時19分発であった。 只見線会津宮下 S49(1974)/6/15
駐泊所の側線に停まる黒い塊が気になり近寄ってみると、その正体はラッセル車で、初めて見る車輛に驚く。ラッセル車は正式には事業用貨車の雪かき車という事で、キ240とキ195は福島駅常備車であった。 ロキ240+ロキ195 形式キ100 只見線会津宮下 S49(1974)/6/15
小出発会津若松行気動車は只見川の深い峡谷の上を走る。線路沿いに建つ高圧電線の鉄塔は近くに発電所があるのか、只見線らしい沿線風景と思われる。 426D 只見線会津宮下〜早戸 S49(1974)/6/15