転轍器

古き良き時代の鉄道情景

若宮踏切にて

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 向之原駅東側、若宮踏切で下り貨物列車を待つ。鳥栖発大分行の691レを名乗る貨物列車は豊後森から列車番号は6691レと変わり、豊後森以東は物量が少なくなるのか不定期列車となっていた。豊後森を出ると豊後中村、野矢で長時間停車し、野矢では別府行“由布1号”に追い越され、のんびりと走って向之原へ着く。向之原では博多行“由布1号”と日田行普通気動車列車と2本の上り列車と交換して発車する。牽引機D6057〔大〕はいつもより長めの編成を力強く牽き出して来た。煙を入れたかった構図はなぜか手前の築堤が余分に写っている。 6691レ 久大本線向之原~賀来 S45(1970)/5

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 大分鉄道管理局管内線路縦断面図(昭和54年5月)久大本線から
 線路縦断面図は上の欄から、停車場施設、隧道・橋梁・踏切道の名称、停車場名、市町村区域、勾配数値等が詳細に記載されている。向之原駅の所を見ると最上段に「△ホ」の記号があり、保線区の検査班所在地ということらしい。上り場内信号機の辺りに若宮(R)があり、これが踏切名のようだ。勾配を見ると向之原から賀来にかけてはかなりの下りで、水分峠から下ってきた鉄路は大分平野へおりる最後の下り坂を示している。(資料提供:大分市 佐藤晴章さん)

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 若宮踏切の様子。警報機と簡単な片側の遮断機が付いていた。警報機のリレーボックスも写っている。バス窓のキハ20先頭の列車は大分発日田行で、日田で列車番号は変わり久留米まで行く運用である。 久大本線向之原~賀来 636D  S45(1970)/5