転轍器

古き良き時代の鉄道情景

豊後竹田行

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 昭和44年春、豊肥本線の客車列車は大分~豊後竹田間2往復(内豊後荻発1本あり)と熊本~宮地間1往復が運転されていた。旅客列車のディーゼル化は昭和39年3月と早く、かろうじて朝夕の輸送力列車が客車で残されていた。6輛の客車の先頭に立つC58224〔大〕は発車準備を整えていた。大分16:23発豊後竹田18:04着。 746レ 大分 S44(1969)/3

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 夕刻の大分駅東部構内は次々に蒸機列車が発車して行く。トップバッターは16:13発豊後森D60牽引、次が16:23発豊後竹田行をC58115〔大〕が猛ダッシュする。後発は17:49発豊後竹田行C58、17:54発由布院D60、18:14発幸崎行C58と続く。線路は手前から運転所通路線、久大本線豊肥本線日豊本線、東部引上線と5線が並んで見える。 746レ 豊肥本線大分 S44(1969)/10/4