転轍器

古き良き時代の鉄道情景

ミム100

 ミムの「ミ」は文字通り水の「ミ」で、ミム100は水を運ぶ水運車であった。D60を撮った際、湯平の側線にぽつんと1輛置かれていたのでカメラを向けていた。全景を撮ったつもりが左側は光が入って白くなってしまった。 ロミム203 形式ミム100 湯平駅常備 久大本線湯平 S44(1969)/12/29

 再びミム100と会っていた。この時運転所の人から「機関車のテンダに積む質の良い水を運び、湯平では大分川からポンプで水を汲んでいる」と聞き、湯平で見たミム100のことが理解できた。熊鉄のミム100は豊肥本線の貨物列車でやって来たのだろう。最高運転速度65Km/hを示す「ロ」標記と黄帯が巻かれている。 ロミム145 形式ミム100 熊 三角駅常備 大分運転所 S45(1970)/5