転轍器

古き良き時代の鉄道情景

函館駅の夜景

 観光旅行で登った函館山。寒さに震えて立った先には函館市街の絶景が広がっていた。すばらしい夜景の先端は函館駅と連絡船の桟橋が海に浮かんでいるかのように見える。さらにそこから続く岸壁はまるで櫛の歯のようなヤードが照明塔に照らされてはっきりと目に映る。眼下に展開する魅惑の鉄道地帯に感激した。 函館 S55(1980)/3/19

 函館市街の夜景を堪能した帰り道、十字街で市電を見物した後、駅に来たものと思われる。観光旅行なので汽車を撮る時のような記録は無い。駅頭の時計は23時前。青函連絡船はこの後0時台に2便がある。国鉄いい日旅立ち」キャンペーンは「雪解け間近の北の空に~♪」の曲を思わず口ずさむ。 函館 S55(1980)/3/19