
京阪電鉄260形と京都バス 京阪三条 S50(1975)/7 写真:HAYAさん
京阪260形は「三条~浜大津/準急」のサボを掲げている。塗装は「京阪特急色」と呼ばれたみかん色と赤色のツートンカラーと思われる。バスの方向幕「広河原」は丹波高地の滋賀県との境に近い京都北部の山間地のようで、車体表記4文字から京都バスと思われる。
京の都へは観光に、市電撮影にと幾度か往訪した。道路上を郊外電車のような編成物が走る京津線の存在は趣味誌などで知っていた。「びわこ号」と呼ばれたごつい連接車60形は印象に残っている。平成時代になって仕事で蹴上に行く機会を得るも、時すでに地下鉄の開通で路面軌道を見ることはかなわなかった。地下鉄東西線蹴上から地上へ出て見えた光景は、御陵に向かって続く急な下り坂で度肝を抜かれた。こんな急坂に併用軌道があったことが驚きであった。インクラインの事は炭鉱にあるものといった既成概念があったが、帰宅して蹴上インクラインの知識も習得できた。