転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6000番台の不定期貨物列車

久大本線の貨物列車は豊後森、日田以西では混合列車を含めて数往復、大分口では2往復が設定されていた。その2往復のうち1往復は列車番号6000番台の不定期列車で、来るか、来ないか運だめしの貨物列車でもあった。不定期貨物は豊後森〜大分間の設定で九州の西…

小月

小月は下関市の北東、周防灘が大きくくぼんだ位置で、海側から国道2号、山陽本線、山陽新幹線、中国自動車道が通る町である。山陽本線西端は列車密度も高くどの駅も2面3線以上の規模を有している。上り本線から側線が分岐し、手動の転轍転換器が見える。まる…

9輛編成

久大本線の客車列車はDL化以後も本数は減らしながら健在であった。623レは豊後森5:49発、由布院6:28着、6:42発の大分行通勤通学列車である。由布院は客車の増結作業があるので停車時間が長い。前日の大分発豊後森行642レが残して行った4輛をつないで堂…

由布院

由布院上り方から構内を望む。蒸機時代、この位置でD60牽引の発車風景の写真をよく目にしてきた。その当時は2本の背の高い腕木式出発信号機が建っていた。時は平成時代、キハ58は新たな急行色の衣装を纏い、信号機も自動化されているが、あの蒸機時代のまま…