転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

佐伯 午前3時

午前3時ちょうど、夜行急行“みやざき”を佐伯で下車。DF50の牽く寝台車3輛を含む10輛編成は最後部はホームにかからなかったような気がする。長い編成が慌ただしく発車した後、絞りと露光時間などわからないまま暗い構内を撮影した。 日豊本線佐伯 S47(1972)/1…

南延岡のD51 前面3枚の架線注意標識を持つナンバー

昭和44年3月現在、南延岡機関区のD51は次の14輛(9・12・79・93・341・485・880・949・1032・1035・1036・1081・1141・1142)が配置されていた。これらのナンバーは私が初めて接した南延岡のD51で、昭和45年に始まる他区からのメンバーチェンジ以前の、いわ…

D51567

D51567〔延〕の特ちょうは何といってもひと回り大きめのナンバープレートであろう。プレートに合せて数字書体も大きく見える。数字配置はDと51の間に間隔があるが、形式51と機番567の間には無いのがおもしろい。見慣れたナンバープレートはDと51、51と機番〇…

門鉄デフのD51

D51949〔延〕 大分運転所 S45(1970)/5 南延岡機関区唯一の門鉄デフ装備機D51949〔延〕を捉えていた。前機のテンダで顔が一部隠れているのが残念、ネガを見るとフィルム最終コマで前機D511142〔延〕と各1枚ずつしか撮っていなかった。給炭線にそれぞれ下り向…

津久見行593レを牽くD5112

593レ仕業の機関車はD5112〔延〕。出区前の打合せを行っている。 大分運転所 S46(1971)/8 誘導掛の案内でD5112〔延〕出区。複雑な大分構内を縦断して593レの先頭へ。機関車基地の先端からは「明日は今日にまさるよう」の安全標語が見える。 大分運転所 S46(1…

益田

山陰本線から日本海の景色を見たくて特急“まつかぜ”小倉~新大阪間の切符を用意し楽しみにしていた。乗車の前日になって西九州から日本海に抜ける台風が通過、山陰本線は寸断され“まつかぜ”乗車はかなわなかった。その後も山陰には縁遠く島根県に足を踏み入…

キハ80系“にちりん”編成の変遷 昭和43年10月~55年9月

キハ80系“にちりん”は昭和43年10月登場から電車に置き換わる昭和55年9月まで約12年間運転された。これまで編成について気にとめることもなかったが、かつて撮影したD511081の写真(転轍器2022年4月9日掲載)の後方にキハ80+キハ82が写っているのに気づき、こ…

D511081

汽車の写真撮り始めの頃は、豊肥本線や久大本線では見ることのない日豊本線のコンテナ編成が憧れの的であった。黒一色の貨物列車の中でライトグリーンのコンテナを積んだコキはとても斬新に映った。コキ車4輛で迫力はないが、それでも本線の貫禄を感じたひと…

D511142

セイタカアワダチ草の生い茂る大分電車区北側の本線をD511142〔延〕の牽く下り貨物列車が通り過ぎる。日豊本線の貨物列車は深夜帯に多く設定されているが正午前後はこの下り593レの後すぐさま上り1578レがやって来る。 日豊本線大分~高城 S44(1969)/8/12 南…

編成から外されたサハシ

昭和53年3月の車輛配置表で大分のサハシ455は18輛(1~13・15・17・19・23・25)が配置されていた。昭和53年10月改正は475系の九州島内急行編成の統一化が行われている。ビュッフェが廃止されたサハシ455は基本編成6輛化に向けて編成から外されていったものと…