転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

D51250

日田彦山線香春・石原町からのセメント・石灰石輸送に門司機関区では多数のD51が配備されてきた。昭和44年3月現在で20輛、48年3月時点でも16輛の多きを数えている。D51250〔門〕は元早岐の罐で46年10に門司に転属している。 門司機関区 S48(1973)/3/29

ED75301

ED75300番台は熊本電化の昭和40年に登場、60HzのED75としてわずか11輛の存在であった。鹿児島本線北部で高速貨物を牽いて100㎞/h走行できる強力機関車であったが惜しくも昭和61年3月に全機廃車となっている。夕刻の戸畑界隈、ED75301〔門〕が長い貨物…

戸畑界隈

鹿児島本線下りはかつては小倉を出ると貨物駅の浜小倉、上戸畑を経て次の旅客駅は戸畑であった。昭和45年に上戸畑のヤードの片隅に新中原駅が誕生している。夕刻の戸畑界隈。西日を浴びて421系8連が行き交う。下りは荒尾行、上りは低窓車の門司港行。前面ク…

ED731019

北九州工業地帯は戸畑駅近くの複々線でED73の牽く石灰石列車に遭遇する。ED73はブルートレインか高速貨物のイメージがあったがこのような区間貨物の運用にも就いていた。石灰石積載のセキには「黒崎〜石原町間専用」の標記があり、この先黒崎へ向かうも…

能登路キハ58790

金沢駅で急行“能登路”のヘッドマークを撮っていた。駅構内がどうなっていたか思い出せないでいたところこちらのブログ→金沢駅0番線 - 線路端のブログⅡでその様子がわかってきた。ホームの番線表示は「0A」で本屋寄りの頭端式ホームで撮っていたことになる。…

能登路3号

金沢と珠洲・穴水・七尾を結ぶヘッドマーク付の急行“能登路”は季節列車も含めて10往復が運転されていた。大阪発着の“ゆのくに”併結列車もあって、能登半島は長大編成の気動車列車が行き交う観光路線ということを知る。 306D“能登路3号” 七尾線羽咋〜千路 S5…

七尾線

能登半島を縦断するローカル線は津幡〜輪島間107.9㎞の七尾線と穴水〜蛸島間61.1㎞の能登線である。北陸のローカル線はどの線も貨物輸送が盛んであった印象がある。牽引機はDE101532で、定かではないが敦賀第一機関区配置と思われ、金沢運転所にもDE10配…