転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

宇部線

美祢線から宇部港に運用される石灰石列車が白眉の宇部線に小郡から乗る機会があった。旧形国電全盛の宇部線にあって何と乗車したのは交直流の421系で小郡発久留米行の快速電車だった。当時の時刻表から小郡と海を渡って南福岡・久留米・熊本を往復する長距離…

山口線

山口発小郡行の気動車列車に乗車し、対向列車を捉えようと右側座席を陣取る。平凡な景色の平坦な山口線は交換駅は大歳だけで結局小郡までは対向列車は無かった。小郡構内に入って退避するDD51牽引の山口線貨物列車を見ることができた。 DD51882〔厚〕 山…

北斗1号

北海道は函館・札幌と旭川・釧路・網走を結ぶ気動車特急網が張り巡らされ、函館運転所と札幌運転区配備のキハ80系が大活躍していた。札幌発函館行“北斗1号”はキロとキシを含む7輛編成で、札幌発7:37ー苫小牧8:31ー登別8:59ー東室蘭9:16ー洞爺9:44ー長万…

比布

稚内発旭川行宗谷本線上り気動車列車から対向する下り貨物列車を撮る。場所は後年貼薬の広告で有名になった比布(ぴっぷ)駅で、この当時はひらがなが無ければ読めない駅名であった。構内は3列車が交換、退避できる配線で跨線橋も備えられている。D51828〔…

オハフ41 200番台

山陰本線長門市4時28分発門司6時52分着841レを関門専用の新鋭EF81304〔門〕が牽引して門司駅2番ホームに滑り込んで来た。50系と旧形の混結編成で1輛めは外観からスハフ42だろうと思ったが、ネガを見て驚きのオハフ41202〔広セキ〕であった。オハ41という形…

小国杉

肥後小国行227D車内より小国杉の美林を望む 豊後森〜肥後小国間を1往復乗車してみた。宮原線とはこんな景色のすばらしい所を走っていたのかと改めて思い知らされた。なぜもっと早く撮りに来なかったのか不思議でならない。麻生釣の風景はほんとにここは九州…

D51949

D51949〔延〕は一時柳ヶ浦機関区に籍を置いたことのある罐で、南延岡機関区では唯一の門デフ装備車であった。D51949〔延〕とは大分運転所で一度、本線上ではこの時が最初で最後、二度会っただけで昭和47年5月には廃車となってしまった。 593レ 日豊本線高…