転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

28627

28627〔延〕は元松浦線の罐。昭和47年3月早岐機関区から転入、48年8月には若松機関区へ移動し、南延岡機関区滞在はわずか1年半であった。手持ちの配置表で履歴を追ってみる。昭和8年3月宮崎/昭和22年3月大分/昭和32年11月吉塚/昭和36年3月吉塚/昭和43年3月早…

東海道本線

EH10は長編成の貨物列車の先頭に立って東海道・山陽筋の輸送を担う第一人者と思っていた。京浜工業地帯の線路端で遭遇したEH10の貨物列車は何と短編成、コキ×3+コキフの模型のような楽しい編成であった。積載のコンテナは「戸口から戸口へ」の旧タイプ…

懐かしいロコモデル

ロコモデルのカタログは車輛イラストが好きで通信販売で手に入れていた。サイドやフロントのイラストが満載で見るだけて楽しいものであった。旧形国電や私鉄電車などはこのイラストで知るということも多かった。ロコモデルのショーウインドウに展示されてい…

自己紹介

昭和30年代、煙と蒸気を出して走る蒸気機関車を見る日常が、私が汽車好きになった始まりと思われる。大きな車輪が4つにこぶが2つの機関車は傍に寄ると熱くていつ大きな汽笛が鳴るか恐ろしくもあったが、長い列車の先頭で煙をあげる雄姿に魅了された。近くの…

DD13230

門司港で見かけたDD13はナンバー230で、これも15次形ということになる。あちこちでDD13を見かけたが、結局ネガに焼きつけたのは茅ヶ崎、門司港、直方くらいで、今思うと撮り逃がした獲物は相当数におよぶ。となりの線はTR52を履いたオハニ3620〔門モコ…

DD13249

手元に昭和43年発行のカツミの鉄道模型カタログがある。経年で色の変わった頁を開くと、「入換用液体式の強力機DD13形ディーゼル機関車」のタイトルがある。以下本文の説明から抜粋。─戦後、アメリカ陸軍が持ち込んだ小型ディーゼル機関車が、国鉄ディーゼ…

EF15190

EF15の推移を調べると、昭和50年以降、東海道、山陽筋のEF15は斜陽に向かっていたということを知る。新鶴見のEF15を国府津で見かける。パンタを降ろして側線で待機していたEF15190は気がついたら下り貨物列車の先頭に付いていた。伊東線へ入るのだろ…