転轍器

古き良き時代の鉄道情景

路面電車

十字街

函館市電は、青函連絡船に乗船するまでの時間に夜の繁華街を散策した際に撮ったものと記憶している。3系統が集まるデルタ線が敷かれた十字街に現れたのは808号であった。方向幕は「駒場ー3-ドック前」とあり、駒場車庫前と函館ドック前を往復するものと思わ…

北九州市戸畑区幸町

鹿児島本線戸畑駅近くの幸町は戸畑線から枝光線が両方向に分岐するデルタ線が敷設されていた。幸町から3方向に①折尾方面→筑豊直方、中央町→門司②大門→門司③戸畑の各方面行が設定されていた。製鉄所の地元とあって幸町デルタは活気に溢れ、人の波がとぎれるこ…

公会堂前

長崎市の繁華街にある公会堂前交差点は路面電車2系統の複線がT字形に交差するデルタ線が敷設されていた。その位置の横断歩道橋から夕暮れせまる長崎市街、諏訪神社方向を見る。ヘッドライトを点灯させたビューゲルの308が接近してきた。 長崎電気軌道公会堂…

鹿児島市電

鹿児島の中心街、天文館通やいづろ通は車の往来が途切れない。電車軌道の両側は自動車の大洪水といった印象が残っている。わずかな時間の市電ウオッチングで南国を後にした。この時は加治屋町から伊敷町へ、市役所前から分岐して清水町への路線も健在であっ…

通町筋

熊本市内一番の繁華街、通町筋の直角カーブで市電を見る。田崎橋行はイエロー系塗装の1350形、健軍行はグリーン系1200形が通り過ぎる。電車やバスの色、車のスタイル、建物の商業看板等、時代を感じる。 熊本市交通局市役所前〜通町筋 S55(1980)/8

すすきの

札幌市街のスナップに退色の進んだ札幌市電のネガがあった。2番を掲げた前面1枚窓の240形が小雪の舞う夕刻のすすきのを後にする。北の都の風景は懐かしがこみあげ、“時計台を見てたむろしている大きなリュックの黒いかに族♪〜地下街はいつも都会の顔して狸小…

京都市電

京都市電の写真は観光で立寄った際のスナップで忘却の彼方へ行ってしまっていた。場所の記録がないので写っている画面に何か手がかりはないかと隅々を探すと意外とあるものだ。わずかに写っていた電柱の看板から七条通りを行く6系統と判明する。後方の煙突は…

祇園橋

熊本駅から通町筋にかけての熊本市電は碁盤の目のような道路の形状に沿って右に左に直角状のカーブが続く。呉服町方からのカーブにさしかかる1090形は屋根上に大きなクーラーを載せ、「冷房」の2文字を誇らしげに掲げていた。撮影時の祇園橋界隈は古い家屋と…

両郡橋

湯けむりたなびく別府の町並を背景に大分駅前行が両郡橋電停を発車する。別府市街からの複線の軌道線は両郡橋からかんたんまでの海岸線は単線に変わる。150形161号はタブレットを受け取って単線区間を進む。 大分交通別大線両郡橋 S47(1972)/4

広島電鉄

広島駅へ向う広島市電に乗って前面展望を楽しんでいた。国鉄線の撮影のように場所の記録を残していないので路面電車の写真の整理は撮影場所でいつも困ってしまう。ネガの順番とかすかな記憶で乗車経路は何とか解明することができた。橋のような勾配の手前で…