転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

軽井沢

高崎行普通電車クハ85の進行方向右側の席から軽井沢構内のあわただしい光景を見る。高崎行340Mの先頭には2輛のEF63が付いている。中線は2輛のEF63が待機し次の運用に備えている。下り線は高崎発長野行345MがEF63重連に押されて急坂を登り終え補機解放の準…

実りの秋

黄金色に輝く稲穂の間を9600の牽く貨物列車が行く。来年の収穫の時期も蒸気機関車の牽く貨物列車は健在だろうかと疑念を抱きつつシャッターを押す。豊肥本線貨物はC58受持ちの豊後竹田1・三重町1の2往復と9600受持ち全線通し1往復の計3往復が設定されていた…

礼文

急行“礼文”は宗谷本線旭川〜稚内間259.4㎞を4時間半で結ぶ。荒涼たる原野で9600の貨物列車を待っている時に現れたわずか2輛の急行列車であった。旭川発稚内行311Dの行程は旭川6:25発ー和寒7:02ー名寄7:41ー音威子府8:32ー幌延9:46ー豊富10:02ー稚内10:54着…

見納めの貨物列車

D51456〔延〕は昭和47年12月横手機関区から南延岡に転属し、以後日豊本線で活躍した。羽越本線時代はテンダに重油タンクを備えていたが転属後撤去されている。日豊本線幸崎〜南宮崎間はこの後4月25日に電化開業を迎え、前日の4月24日、D51485〔延〕+D515…