転轍器

古き良き時代の鉄道情景

鉄道趣味

乗車列車の記憶

学生時代、帰省や旅行で多数の長距離列車に乗車した。写真や記録は無いので乗車列車の記憶はあまり残っていない。最近になって無造作にスクラップした駅弁の掛け紙を見ていたら必ず調整の日付が押印されているのに気づき、その日付を手がかりに回収されない…

昭和47年懐古

昭和47年は春の新幹線岡山開業、秋の鉄道100年と話題の多い年であった。動力近代化の波は一気に押し寄せて、身近な路線の蒸気機関車が姿を消した一年でもあった。私の昭和47年を振り返ってみた。 昭和47年の幕開けは前年に青森から宮崎に転属となったC612と…

ウインドウズXPのエクセル画面 車輛の動き

ウインドウズ95やウインドウズ98が登場して、それまでワープロで作成していた文書や表計算は画期的な変革を遂げるようになった。趣味のアルバムのテキストはワープロが常であったが、パーソナルコンピューターに置き換わったのはウインドウズ95、98、2000、M…

昭和45年10月改正 記念切符

昭和45年10月1日ダイヤ改正は次のような事柄が趣味誌で採り上げられていた。・鹿児島本線電化完成 C60・C61全機廃車・呉線電化改正 C62北海道転属・中村線全通・新快速登場 京都~西明石間・高島線電化完成 D51791お別れ運転・八高線・足尾線 無煙化・新潟臨…

鉄道シーンがうかぶ思い出の歌

私の鉄道写真は車輌を記録するのが主で叙情的な描写は苦手と思える。昭和51年に発表した西島三重子の「池上線」は歌詞の沿線描写がすばらしく心をわしづかみにされた。いつもの決まりきった電車の構図から離れ、「商店街を通り抜け踏切渡った時♪」の曲に酔い…

煉瓦の機関庫が載った2冊

はるか昔の小学生時代、列車の窓から見えた煉瓦の蒸気機関車車庫の光景が目に焼きついている。大きな中継駅にあるその機関区は柳ヶ浦機関区。配置のD50とD60は本線の貨物と立石峠の補機運用に就き日豊本線の要衝を守っていた。昭和42年の電化で機関区は廃止…

国鉄 旅情かきたてられるキャッチコピー

国鉄に憧れたあの時代、たぶん駅の旅行パンフレット等が並べられたコーナーに、国鉄をPRするA4サイズのリーフレットが置かれていたと思われる。ビジュアルに魅かれて手にしたのであろう。大切にファイルしていたのを発見した。古き良き時代の国鉄を思い出し…