2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和50年代年末期の宝泉寺駅の様子。気動車がキハ53であったら昭和40年代の景色と言っても過言ではない懐かしい鉄道風景と思える。ここも古レールと古枕木を使った柵が設けられていた。昭和40年代半ばまで貨物扱いがあって、その貨物側線跡の残る構内は上下2…
津久見駅での入換風景。駅構内と道路との境は古レールを組んだ柵で仕切られていた。未電化時代の構内は架線ビームが無いのでとても広く感じる。駅は島式ホーム1本の配線であるが貨物設備が広く、東側に貨物ホーム、南側に貨物側線が並び、臼杵方のトンネルの…
小野屋駅で撮ったDE10の入換風景。下り本線から貨車を牽き出して駅本屋前に続く側線に押し込むところ。手前の古枕木柵が高くて機関車の下回りが見えない。この時は機関車が期待していたD60ではなかったため落胆しこの1枚しか撮っていない。カメラを構えた…
昭和40年代の線路際は道路や民家を隔てるのに古枕木を組合せた柵をあちらこちらで見ることができた。これに鉄道通信線電柱が加わると古き良き鉄道情景が盛り上がる。カメラを構えた下郡第一踏切はR400の左曲線上に設けられている。加速のついたC58124〔大…
豊肥本線の気動車編成は2台エンジン車で組まれることが多く、この豊後竹田行738Dもキハ55+キハ53+キハ55+キハ52の強力編成であった。 豊肥本線滝尾〜下郡(信) S45(1970)/9
踏切を通り過ぎる貨物列車を見送っていたある日、いつもの黒い貨車の列の最後尾に色の違う車掌車が付いていたのに驚く。黒く煤けてはいたがその色は薄緑色だったのをはっきりと覚えている。花形のコンテナ特急の車掌車もローカルに格落ちしたことを実感した…
大分から東へ向かう日豊本線の平坦区間は一面水田風景が広がっていた。蛙の大合唱を聞きながら畦道で佐伯からの1532レを待つ。蛙の鳴き声が小さくなってジョイント音が迫り、C5753〔大〕の大きな動輪がレールのつなぎ目を押し下げて通過して行く。6輛の客車…
キハ65は急行気動車の冷房化による冷房電源確保の為に開発された大出力の新系列気動車である。これまで見なれたキハ58とは違う精悍なマスクで物々しいジャンパ連結器とホース類が印象的であった。キハ6520〜6523の4輛は昭和45年2月、大分運転所に新製配置さ…
入換中のDE101015〔大〕の横を本線上り長大貨物を牽くDF50551〔大〕が通る。DE101015は落成したて、DF50551は昭和35年製。機関車の朱色と灰色、編成のトキ25000のとび色とコンテナのグリーンが従来の黒一色からするとカラフルに目に映る。 大分 S45(1970)/6