転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

29661

筑豊で活躍した29661〔後〕はデフ無し継足し化粧煙突、ランボード一直線の美しい機関車と思う。特にシリンダー上のボイラ支えの優雅なカーブは絶妙な美しさといえる。テンダも古さを感じる8620によく見かけた450立方呎形といわれるタイプと思われる。長年若…

行橋中線

行橋駅中線は日豊線、田川線を通る石炭列車が入るので有効長が長く敷設されている。露出不足の眠たい写真は毎度の事ながら私にとっては重要な構図なのでスキャンデータを限りなく明るくしてみた。幾度となく訪れた行橋ではあったが中線を撮ったのはこの1枚限…

行橋

昭和46年4月現在田川線は6往復のC11旅客が設定されていて、気動車列車は伊田往復があったが、旅客は伊田折返しはなく行橋と後藤寺・添田・直方まで直通する運用であった。C11162〔行〕は添田16時58分発行橋18時25分着の438レを牽いて行橋3番線に着いたとこ…

C50118

初めて行橋機関区を訪れた際、機関区裏手に展開する全盛期を思わせるような広大なヤードに興味を魅かれた。すでに役目を終えて荒地のような側線に入って行くと、客貨車区ヤードのいちばん奥、草むしたレールにひっそり佇むC50を発見した。錆もそんなに出て…