転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

会津若松

44年前に訪れた会津若松駅の情景は初の東北で強烈な印象が残っている。当時の記憶が時の流れに埋没する前に駅頭スナップを懐かしんでみたい。写真は跨線橋から磐越西線郡山、新津方面を望んだ景色で、モハ454の屋根上の賑やかな碍子やユニットクーラーに目が…

日中線

日中線は福島県喜多方と山形県米沢を結ぶ鉄道として計画されたが、他地域の建設予定線と同じように工事途上で建設中止された盲腸線である。喜多方ー会津村松ー上三宮ー会津加納ー熱塩16.5kmの路線で日に3往復が運転されていた。熱塩の駅舎は屋根の深いしゃれ…

日豊本線大分川橋梁

鉄道写真を撮り始めた昭和44年当時、日豊本線大分以南はC57・C58・8620・9600・D51が走り、それらを撮りに大分川付近へは足繁く通った場所である。大分川に架かる大分川橋梁は煉瓦の橋脚とプレートガーダーの蒸機列車の似合う趣きのある鉄橋であったが、…