転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チムニーキャップ

ハチロクやキュウロクの煙突は化粧煙突やパイプ煙突の形状があってその長短、大小、継足しの有無等さまざまな組合せで種類豊富であった。展示されたハチロクのトップナンバーに目を奪われたのはチムニーキャップと呼ばれる独特の煙突スタイルであった。遠い…

オユ101004

普通列車で見かける郵便・荷物車はスユニやマニが多く、冷房付きのオユ10が西鹿児島行長距離鈍行に付いているのに遭遇し驚いてカメラを向ける。機関車が連結される前だったので10系郵便車の妻面を観察することができた。ユニットクーラーが載る屋根は低屋根…

オユ122

昭和50年代始め頃、鉄道模型メーカーの中村精密がプラスティック製の客車キットを出していた。プラの厚みで窓ガラスがレンズのように見えるのを我慢すれば低価格で数を揃えられるのが魅力であった。そのラインナップにオユ12があり深くへこんだ郵便扉の所は…

ワキ8790

国道2号線を走行する車内から脇を行くEF58牽引の荷物列車を見る。青や茶色の郵便車や荷物車の規則正しい列にアルミ色の一見貨車のような車輛が連結された編成に目を奪われる。ワキ8000は新製車と貨車のワキ10000からの改造車のグループがあって、参考文献…

ワキ8761

門司で見たワキ8761もワキ10000からの改造車。台車はコンテナ車のコキ10000やコキフ100000と同じTR203を履いている。 ワキ8761 名ナコ 鹿児島本線門司 S52(1977)/8

ワキ8506

ワキ8000は客車でもあり貨車でもある荷貨物共有貨車という不思議な車輛である。客車形式のスニ40と外観はほぼ同じで側面シルバーと妻面ブルーの塗分けと車体のリブはインパクトがあった。参考文献の「荷物車・郵便車の世界ー昭和50年代のマニ・オユの記録ー…