転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

配置区略号

鉄道車輛を見る楽しみのひとつに車体に標記された略号で所属基地を知ることがあげられる。機関車は区名差しの札の漢字ひと文字(門、直、若、鳥、熊、大、宮、鹿など)で所属の機関区がわかるようになっていた。客車は車体側面に漢字1文字とカタカナ2文字の…

蒸気機関車配置区

「国鉄動力車配置表昭和32年11月1日現在」(鉄道図書刊行会)を開くと蒸気機関車全盛期の機関区とその支区、駐泊所の一覧が記載されている。昭和40年代では廃止された基地名が目にとまりノスタルジーに浸ってしまう。九州管内を転記する。(カッコ内は支区・…

D6022

D6022〔直〕+D6033〔直〕 筑豊本線直方 S45(1970)/8 D6022は昭和27年11月、D5085から改造されて誕生し直方に配属されている。以後配置区は大分、豊後森、出水と変遷し、再び直方へ戻っている。昭和44年3月時点で直方機関区には11輛(22・25・26・27・28…

山口線

小郡発益田行キハ58+キハ47+キハ25の3輛編成が石州瓦の民家が点在する津和野盆地を行く。山口線は昭和48年まで蒸気機関車が走り、津和野に設けられた山口線管理所に集煙装置付のD51が配置されていた。D51の前は同じく集煙装置の付いたD60の走行線区で昭…