転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

複々線

折尾駅の南をかすめる国道3号線の陸橋から複々線を俯瞰する。左2線が若松からの複線、右2線が黒崎からの複線で、中1線は使われているのかわからないが引上線のようである。民家の壁の広告看板が懐かしく時代を感じさせられる。C5552〔若〕はこの後、昭和47…

デゴマル

D50140は昭和45年8月に若松機関区で見て以来2年ぶりの再会で、あの時は機関区構内の立入りが制限されていて遠く柵の外から眺めるしかなかっただけに、本線を力行する勇姿に感激した。46年春に若松機関区を最後に引退したが、梅小路蒸気機関車館のメンバーと…

セメント列車

昭和47年夏の筑豊本線はD50・D51・D60・9600・8620の牽く客貨列車が次々と行き交っていた。次の罐は何かなと待っていると数本に1本の割合で朱とグレイの真新しいDD51がやって来た。ホキ6800清一色の編成は伊田線金田発のセメントクリンカ専用列車で直方…