転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

彦山

日田行列車は添田を出ると釈迦ケ岳をめざす上り坂となって彦山に着く。彦山は霊峰英彦山の最寄り駅で神社のような優雅な造りの駅舎とホームのぼんぼりに目をうばわれる。蒸機時代、C11はここで給水したと聞く。彦山の路線名称の変遷を辿ると、開業時は行橋…

田川線と添田線の立体交差

田川線伊田方面行のセラ返空編成を勾金駅西方で見る。機関車の先の築堤に架かる鉄橋は添田線で田川線はアンダークロスしていた。無意識でただ石炭列車の後追いを撮っただけだがたまたま立体交差が写ってくれていた。田川線は豊州鉄道として明治28年8月に、添…

石炭積込場から

田川線勾金駅の石炭積込場の高い位置から構内を見る。駅付近にはいくつかの炭鉱がありダンプカー等でここから石炭車に積込んでいたものと思われる。構内は幹線並みの線路配置で有効長も長い。後方は飯岳山。 伊田寄りを望む。石炭積込線にセラが3輛置かれて…

貨車の車票

かつて撮った石炭車の写真を見ていたら車票が写っていたのに気づく。PCで拡大してみるとおぼろげではあるがかろうじて読める文字が浮かびあがってきた。判読できた文字は「セラ2259」、「第二豊州炭鉱」、「九電」、「上戸畑」でこれらをつなぎあわせて鉄…