転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

乗車列車の記憶

学生時代、帰省や旅行で多数の長距離列車に乗車した。写真や記録は無いので乗車列車の記憶はあまり残っていない。最近になって無造作にスクラップした駅弁の掛け紙を見ていたら必ず調整の日付が押印されているのに気づき、その日付を手がかりに回収されない…

対関西夜行急行“日南”の最後

新幹線博多開業による昭和50年3月10日時刻改正は、在来線の輸送体系が大きく変わり、名古屋・京都・大阪・岡山発着の特急や急行がことごとく廃止される画期的なものだった。対関西夜行急行として日豊本線は南延岡・宮崎・都城を結ぶ“日南”は昭和43年10月改正…

EF61 200番台

EF59を撮りに行った瀬野機関区では新たな補機EF61 200番台が運用に就いていた。EF60から改造されたEF61 200番台は貫通扉とデッキが付けられてイメージは大きく変わっていた。上り側の連結器回りはEF59同様の装備でEF63を見るようであった。 EF61 200番台は当…

EF6110

EF59の写真をWEBアルバム「転轍器」に掲載するのにネガフォルダを捜索した際、EF61が写っているのに気づいた。瀬野機関区を訪問したのは昭和57年8月、あれから41年の歳月が流れていたことを改めて認識させられた。 EF5911〔瀬〕を撮っていた時、本線下り線を…

オユ10冷房車をつないだ普通列車

半室郵便・荷物車のスユニを連結した普通列車は亜幹線の日豊本線らしい光景であった。全室郵便車しかも低屋根ユニットクーラー搭載のオユ10との遭遇は、まるで九州西側の幹線を見るようで、日豊本線でも運用されていたことに驚く。この列車は大分発西鹿児島…

昭和59年2月改正直前の荷物列車

大分駅2番ホームに横付けされた荷物車の形式写真を撮っていた。あの編成は何だったのか振り返ると、ネガの順番から13:12発久大本線鳥栖行客車列車を撮った後にマニ442027が続いていた。宮崎発東小倉行荷1032レは大分13:03着なので機関車が引上げた後の編成を…

旅客車を連結した荷物列車

昭和59年2月改正を直前に控え、見納めとなる583系を撮りに出かけた際、予期せぬ荷物列車が現れたので写真に収めていた。機関車次位にオハフ50が付いて、この時は回送であろうと思っていた。以下マニ44+マニ50+ワキ8000+オユ14が続く。 荷1033レ 日豊本線…

荷物列車のような旅客列車

日豊本線の客車列車は50系化と電車化で、旧形客車はいよいよ最後の時を迎えようとしていた。大分発門司港行522列車は荷物列車の性格が強く電車化されずに客車列車のままで残っている貴重な存在であった。後部4輛の荷物車は門司で切り離されて東小倉から東上…