転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

千歳線

千歳線は函館と札幌を結ぶ幹線の一翼を担い、山線と比べてより多くの優等列車が設定されていた。札幌〜苫小牧間のローカルは完全気動車化されていてこのような編成が走っていた。キハ21はキハ20の北海道版であるが、客車タイプで窓の小さいキハ22と比べると…

D514

昭和50年は蒸気機関車最後の年で、撮影時は北海道だけの稼働であった。夕張線で会ったD514は追分機関区所属機で、前年は深川機関区の罐であった。前照燈回りのつらら切りがやけに迫力があって、同じなめくじとはまた違った印象を受ける。セキに積まれた石炭…

遠軽

遠軽は道央と道東を結ぶ結節点、石北本線と名寄本線が分岐する鉄道の要衝である。遠軽機関区はD51・9600・DE10・DD15・キハ22が配置され、石北本線、名寄本線、渚滑線、湧網線で活躍していた。新旭川からの石北本線は北見山地を越えて湧別川沿いを走り…

八幡浜

アンパンマンのキャラクターがデザインされたキハ32とキハ54が佇む八幡浜駅2番ホームから伊予大洲寄りを見る。海産物と柑橘の一大産地の駅とあって構内は広く貨物中線が設けられている。国鉄時代の四国の情報は稀有であるがこの構図からつい貨物輸送全盛期に…