2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
東山七条は東大路通から七条通が別れる三叉路で、市電の軌道もデルタ線を形成していた。祇園方面から6系統の京都駅前行が七条通方面に進路をとって曲がって来た。智積院の山門がどっしりと構えている。 1850 東山七条 S50(1975)/3 京都駅前から東山七条へ来…
ある日高城駅へ立ち寄ってみた。改札口から構内をのぞくと、別府発西鹿児島行“日南5号”6輛編成が交換待ちで運転停車し、向かいの側線には使命を終えたED74-6輛全機が留め置かれていた。悲しくなるような光景を目の当たりにし構内反対側へ回ってみる。 日豊本…
夕方の貨物列車を待っていた。ED742〔大〕が迫ってきて次位に蒸気機関車が付いているのに仰天する。ファインダーは次位機に集中。瞬時のうちにナンバーを確認すると、なんとC58262ではないか。廃車回送機関車が連結されているなど知る由もなく偶然の出会いに…
湖畔の宿は網走湖が見える絶好のロケーションだった。雪原のように見える凍結した網走湖畔をDD51の牽く客車列車が姿を現した。 よく晴れた朝、湖面に作られた木々の影と樹氷のような湖畔の立木が美しいコントラストを織りなしていた。列車は朝日に照らされた…
雪の舞う札幌駅は降り続いた雪がホームの端にうず高く積まれていた。雪をかぶった車輛はいつもとはちがった表情でとても新鮮に思えた。列車を待つ間のわずかな時間、初めて経験する雪景色に興奮しながら構内をスナップした。 札幌 撮影は全て:S55(1980)/3/18…
大辻炭鉱の石炭積出しのため香月線は明治41年7月、室木線と同時期に開通している。全盛期は中間~新手間に3線が敷かれ運炭列車が往来していたと聞く。かつての線路配線図を見ると2線は中間下り方から分岐し、1線は筑豊本線の複線をアンダークロスして筑豊本…
新宮発天王寺行11D“くろしお1号”が御坊発車。憧れのキハ80系、赤とクリームのきれいな車体とグレイのスカート、床下器具のコントラストが印象的。“くろしお”は名古屋~天王寺1、新宮~天王寺4、白浜~天王寺1の計6往復が設定されていた。 紀勢本線御坊 S50(1…
紀勢本線箕島はその名前ではピンとこないものの、みかんで有名な有田市の代表駅と聞くと頷ける。2面3線の急行停車駅は貨物取扱い量が多いようで画面右側、本屋寄りの側線は貨車で埋まり、DF50がもう1台入換を行っていた。下り和歌山市行の先頭に立つDF505〔…
訪問時、南延岡機関区の気動車は高千穂線用にキハ20が7輛、キハ11が4輛配置されていた。昭和44年の配置表ではキハ20ー6・キハ10ー3とあり、キハ20は1輛増でナンバーは変わっていない。キハ10はその後キハ11と交代していた。扇形庫1番から3番線に仲良く並ぶキ…
東急池上線の始発駅五反田は山手線ホームの遥か上、東急系量販店4階の位置に設けられていた。とにかく高所にあった印象がある。3輛編成が収まる1面2線のホームは交互に電車が発着し、大崎広小路の手前に両渡りのクロスがあった。池上線乗場からは階段を降り…