転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

キハ58JR九州色

クリームと朱色のキハ58はJR化以降多彩なカラーリングですっかりイメージが変わってしまった。国鉄時代から慣れ親しんできた急行“由布”と“火の山”はこの後、四国から来た185系特急気動車に置換えられてその名も久大本線は特急“ゆふ”、豊肥本線は特急“あそ”と…

D601

昭和54年夏、復活蒸機のC571と保存D601に会いに山口県を訪れた。中国自動車道と関門橋は開通していたが、九州自動車道は未開通、未だ建設中の時代であった。老兵D601は緑豊かな敷地で黒光りしていた。説明板によると昭和41年12月に廃車とのこと。D60のト…

キハユニ163

キハユニ16は電気式気動車キハ44100から昭和30年代初めに改造された形式である。正面2枚窓の湘南形がオリジナルであるが、大分運転所の163はさらに貫通形に改造された異色の存在である。昭和51年3月現在4両が在籍し、53年に全車廃車され形式消滅している。 …

第2転車台

かつての鉄道事情を知っている方から「大分に転車台がふたつあったのを知っていましたか?」と聞き、愕然とする。私の認識は扇形庫は2、転車台は1と思い込んでいたからである。写真は扇形庫の転車台で、後方は電気機関車検修庫が建っている。撮影時(昭和44…