転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

EF64

中央本線最後の未電化区間であった中津川〜塩尻間は昭和48年7月篠ノ井線とともに電化され、中央本線全線の電化が完成した。中津川機関区の重装備のD51に変わってEF64が入線し、振子電車の381系もこの時に誕生している。EF64は甲府、篠ノ井、稲沢第二機…

DD1528

青森駅の印象は連絡船乗場に急いでいたからか、あまり残っていない。写りの悪いスナップは客車入換風景で4つ目玉と旋回窓が精悍な面構えのDD1528〔青〕が先頭に立っていた。続く客車は「弘前行」のサボが架かっていて奥羽本線の列車と思われる。1輛めはオ…

本牟田部

複線の片側にしかホームがないように見える光景は唐津線と筑肥線の単線並列区間である。本牟田部は唐津線の駅で筑肥線には駅はなくて山本〜肥前久保間となる。山本から併走する両線は本牟田部の先で筑肥線が大きく回り込んで勾配をかせぎ唐津線を乗り越えて…

新星

急行“新星” 20系の写真は上野発の東北本線客車列車の車窓からスナップしたものである。東北本線は田端操車場、尾久客車区の外側を走っていて進行左側の車窓からは留置車輛が手の届くような近さで見えた記憶がある。12系と並ぶ20系は7号車と8号車が確認できて…

由布院行

D6064〔大〕の牽く大分17時54分発由布院行644レ 昭和44年当時、久大本線の列車はほとんどが客車列車で構成されていた。上り列車でみると、日田〜鳥栖3、由布院〜鳥栖1、大分〜鳥栖2、大分〜豊後森1、大分〜由布院3、豊後森〜日田1の計11本という状況であっ…