転轍器

古き良き時代の鉄道情景

鹿児島市電


 鹿児島の中心街、天文館通やいづろ通は車の往来が途切れない。電車軌道の両側は自動車の大洪水といった印象が残っている。わずかな時間の市電ウオッチングで南国を後にした。この時は加治屋町から伊敷町へ、市役所前から分岐して清水町への路線も健在であった。 鹿児島市交通局いづろ通〜朝日通 S58(1983)/2/21

 昭和初期に建てられたという優雅な石造りの建物を背景に鹿児島駅前行が通る。 いづろ通〜朝日通

 繁華街を南下、甲突川を渡った辺りは自動車の洪水もゆるやかになって電車の手前で車が被るショットは少なくなってきた。谷山行の500形502がパンタも高々に快走する。 荒田八幡〜騎射場