転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2024-03-23から1日間の記事一覧

栄枯盛衰唐津線 多久

昭和30年代の多久市は人口5万人の炭都で、多久駅は門鉄管内でも有数の石炭積出駅であった。駅から東に三菱古賀山炭鉱、西に明治佐賀炭鉱までそれぞれ専用線が敷かれて活況を呈していた。 化粧煙突の継足しが異様に長い79624〔唐〕が下り貨物列車の先頭に立つ…