転轍器

古き良き時代の鉄道情景

電気機関車

サザンクロス

「パノラマライナーサザンクロス」はJR発足時、昭和62年に誕生している。牽引機も12系改造の客車の塗装に合せてED76とDE10の専用機が準備された。ED7678は前パンで北上して行った。 日豊本線西大分〜大分 H4(1992)

ED7611

ED76は門司機関区配置の1〜8(昭和40年製)と、大分運転所配置の9〜26(昭和42年製)の26輛が揃っていた。大分運転所のED76は電化時投入の18輛から、その後昭和44年に27・28、45年に29・30が増備されて22輛体制となり、日豊本線と鹿児島本線は熊本まで運…

EF6225

信越本線のEF62は高崎第二・篠ノ井区に配置され上野・高崎〜直江津・長岡間で運用されていた。車軸配置は独特のC−C、いわゆる3軸台車で新形直流電機では唯一ということを知る。前面スタイルやサイドのフィルター等、東海道山陽筋の機関車とは一線を画す…

EF587

小野田駅で単機回送のEF587〔広〕と邂逅する。大窓とひさし付きの精悍なフロントは好きなタイプだが下垂交差のパンタグラフががっがりであった。後年わかったことはこの下垂交差(PS22B)のパンタグラフに交換されたのは広島所属機が多かったらしい。こ…

軽井沢

高崎行普通電車クハ85の進行方向右側の席から軽井沢構内のあわただしい光景を見る。高崎行340Mの先頭には2輛のEF63が付いている。中線は2輛のEF63が待機し次の運用に備えている。下り線は高崎発長野行345MがEF63重連に押されて急坂を登り終え補機解…

EF64

中央本線最後の未電化区間であった中津川〜塩尻間は昭和48年7月篠ノ井線とともに電化され、中央本線全線の電化が完成した。中津川機関区の重装備のD51に変わってEF64が入線し、振子電車の381系もこの時に誕生している。EF64は甲府、篠ノ井、稲沢第二機…

EF12

手元にある車輛配置表昭和48年版によるとEF12は全17輛で、1〜7・12〜17が高崎第二、8〜11が新鶴見の配置であった。撮影時の昭和52年暮れ時点では新鶴見に配置は無くなり高崎第二の5・10・14・15・16・17の6輛が健在で、運用は吾妻線中之条・小野上から高崎・…

EH1012

EH10は昭和51年現在吹田第二機関区に42輌、稲沢第二機関区に22輌配置され、前者は汐留〜岡山間と宇野線・岡多線に、後者は汐留〜吹田間に運用されていた。三島駅下りホームから上り線を行くEH1012〔吹二〕の牽く新鶴見行貨物列車を望む。東海道本線三島は…

EF30

EF308〔門〕の牽く門司発長門市行840レ 長門市からの841レが2番ホームに06時52分着、機関車は離れていくが編成はそのままホームに停泊、07時17分長門市折返し840レとなって下関までのひと区間EF308〔門〕が先頭を務める。50系客車は昭和51年から増備が始まり…