転轍器

古き良き時代の鉄道情景

場内信号機

 ピストン輸送の石灰石・セメント列車に魅かれて日田彦山線に足を踏み入れた。石原町までは本数も多く北九州市郊外の平凡な景色の中で次から次へとやって来る列車を待っていた。石田は島式ホーム1面2線の単純な駅なのに構内入口には2本の場内信号機が建っている。通常はこのように場内信号機が2本の場合は本線と副本線がある場合がほとんどだが、この駅は上下線どちらにも列車が進入できるように2本設置され、基本右側通行のようであった。 日田彦山線石田 S48(1973)/3

香春からの1894レ                      
 1894レはホキ3500と一般貨物の混成であった。石田上り場内信号機は通過のサインで1894レは右側の線路に進入する模様。構内左側線では下り5767レが退避しているはずである。

5767レ発車
 上り香春発門司(操)行1894レが通過した後、下り門司(操)発香春行のホキ3500で揃えられた編成の5767レがポイントを渡って本線に入る。