転轍器

古き良き時代の鉄道情景

下郡信号場辺り


 39680〔熊〕の牽く長い貨物列車が下郡信号場を通過して大分川橋梁にさしかかる。大分川は日豊本線豊肥本線の単線並列で2本の鉄橋が架かっている。 795レ 豊肥本線下郡(信)〜大分 S47(1972)/2/11

 キュウロクの下り貨物列車が着くのを待ってC58224〔大〕の牽く豊後竹田行が大分を後にする。下郡信号場を過ぎて下郡第一踏切から第二踏切にかけてR340のカーブを編成を傾けながら快走する。橙黄色点灯の信号機は下郡信号場への遠方信号機で、鉄道規則では遠方信号機は場内信号機の手前400mに設置とあるので、まさに信号場はこの先にある。木製の鉄道通信線電柱も健在であった。 746レ 豊肥本線滝尾〜下郡(信) S47(1972)/2/11