転轍器

古き良き時代の鉄道情景

中間


 昭和48年3月現在、筑豊本線のD60は直方22・46、若松61・69の4輛が健在であった。若松の2輛は47年10月にDD51配置の余波で直方から移ってきている。その後48年7月には直方の2輛も若松へ配置替えとなり、直方からはD60が消えてD60終焉へと向かう。
 筑豊本線の客車列車は、C55が引退した昭和47年3月以降はD51とD60がまかなってきた。D6061〔若〕は45年10月大分からの転属機で、以後筑豊本線で最後まで活躍し、D60形式としても最後まで残ったナンバーであった。 723レ 筑豊本線中間 S48(1973)/3