転轍器

古き良き時代の鉄道情景

湧網線

f:id:c57115:20190805200900j:plain

 湧網線は湧別~網走間94.7㎞のローカル線で旅客6.5往復、貨物1往復が設定され、遠軽機関区の9600とキハ22が運用されていた。1991列車は中湧別12:10発、網走16:20着のダイヤで湧網線を約6時間かけて走っていた。夕陽さす網走西部はずれの場内信号機脇を49699〔遠〕が4輛の貨車を牽いてやって来た。3輛のワラに続く緩急車はボギー台車のワムフ100で、単調な編成にアクセントを添えていた。2基の信号機は左が石北本線、右が湧網線で四角い板はそれぞれ「石」、「湧」と独特の国鉄書体で標記されていた。  1991レ 湧網線二見ヶ岡~網走 S49(1974)/9/13