キヤ191系は鉄道ファンNo.230「国鉄の事業用車」特集によると、本格的な架線・信号検測車として昭和49年と50年に3編成、6輛が製造され、直流電気検測車191系、交直流電気検測車443系電車の気動車版ということであった。キヤ190は架線の測定、キヤ191は信号関係の測定を行う車輛で2輛1組で運転される。製造された3ユニットは、1は小郡、2は秋田、3は名古屋に配置されている。久大・豊肥本線での検測スジの情報を聞き小郡からの使者を追いかけた。
キヤ190側から見る。架線関係の測定を行うため屋根上は測定用パンタグラフと観測のドームが載っている。 キヤ190-1+キヤ191-1〔広コリ〕 9632D 久大本線恵良 S61(1986)/6/20
キヤ191側から見る。信号関係の測定機器は床下に搭載されている。側面は機関車のようなエアフィルターがいかめしく映る。後方は玖珠盆地特有の奇怪な形の山々が見える。 キヤ190-1+キヤ191-1〔広コリ〕 9632D 久大本線恵良 S61(1986)/6/20
キヤ190-1+キヤ191-1〔広コリ〕 9632D 久大本線野矢~由布院 S61(1986)/6/20
キヤ190-1+キヤ191-1〔広コリ〕 9632D 久大本線杉河内~北山田 S61(1986)/6/20