九州の鉄橋ベスト10を列挙すると、①小丸川(806m/日豊本線)②球磨川(528m/鹿児島本線)③一ツ瀬川(516m/日豊本線)④五ヶ瀬川(506m/日豊本線)⑤筑後川(505m/佐賀線)⑥耳川(453m/日豊本線)⑦大淀川(437m/日豊本線)⑧綱ノ瀬川(418m/高千穂線)⑨番匠川(404m/日豊本線)⑩大野川(401m/日豊本線)となり何と7本の橋梁が日豊本線でしかも宮崎県内に6本があり東九州は大河が多いということになろうか。
長い長い橋梁をDF50の牽く貨物列車が渡る。この時期、貨物のスジにもDF50がかなり進出していた。 5569レ 日豊本線川南〜高鍋 S47(1972)/8
C6119〔宮〕の牽く重量貨物3589レ
高鍋駅手前の小丸川橋梁は805mあり日豊本線では最長で、この時は近代的なコンクリート橋になっていた。ハドソンC6119〔宮〕は重量級のタンク車やホッパ車を連ねた編成を牽いてゆっくりと迫って来た。奥羽本線からはるばる南国にやって来たC61群はC57受持ちの貨物運用も担っていた。 日豊本線川南〜高鍋 S47(1972)/8