転轍器

古き良き時代の鉄道情景

杵築 貨物輸送車扱い時代


 貨物輸送盛んな頃の杵築駅構内を望遠レンズで見る。ED7627〔大〕牽引の貨物列車が入線している。本屋寄りは貨物上屋のある2線の引込線、元大分交通敷地跡は杵築オレンジセンターのヤードが広がっているのがわかる。貨車移動機が常駐して入換を行っているようで、貨物で活気溢れる雰囲気が伝わってくる。 日豊本線杵築 S53(1978)/9/19

 駅東寄り、ヤード終端部を見る。日豊本線は有名撮影地となった第6八坂川橋梁へ大きく右へカーブし、ワムの横に場内信号機が建っているのがわかる。オレンジセンターのヤードは駅東部まで敷かれ築堤のいちばん端に車止めが見える。手前に向かう道路はかつての大分交通国東線の線路跡である。      
 大分交通国東線  杵築ー八坂ー杵築祇園杵築市ー大内ー灘手ー守江ー東守江ー狩宿ー奈多八幡ー北奈多ー志口ー安岐(昭和41年3月廃止)ー古城ー大海田ー武蔵ー池の内ー網井ー小原ー国東(昭和39年8月廃止)