転轍器

古き良き時代の鉄道情景

ED76 500番台

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 函館本線は昭和43年8月に小樽~滝川、昭和44年9月に滝川~旭川間が電化され、その際ED76500番台が登場し、22輛が岩見沢第二機関区に配置された。ED76を名乗るが外観は九州の76とは全く異なり、正面は貫通扉を備えたED75の顔、側面はED76調ではあるがF級電機並の長さでなぜ別形式ではないのか不思議であった。 ED76518〔岩二〕の牽く岩見沢倶知安行134レ 函館本線小樽築港 S50(1975)/9/14

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 500番台の正面は貫通扉横の大きなジャンパ栓受がいかめしい印象を受ける。見慣れたED76一般形と違ってスカート回りのジャンパ栓が賑やかに映る。側面のエアフィルターは500番台が1個多いだけだが倍の迫力を感じる。 ED76502〔岩二〕の牽く手稲発滝川行833レ 函館本線札幌 S55(1980)/3