当時の札幌市は人口約120万人の大都市で、その玄関口の札幌駅は鉄筋5階建の威容を誇っていた。駅前に出て儀礼的に撮った唯1枚のスナップは遠いあの時代の良き思い出となった。 札幌 S49(1974)/9/16
「弘済会の道内時刻表」の札幌駅案内図。国鉄バスのりばの行先案内は詳細に書かれているが、構内の番線表記は0番と6~9番までの記載はあるもののそれ以外は白紙状態で方面案内もなく、アンバランスな図である。0~7番は千歳線、函館本線、8~9番は札沼線というところであろうか。
DD51617の牽く長い長い上り貨物列車が3番線を通る。札幌は他の大きな駅で見かけるホーム間の貨物中線はなかった。 札幌 S49(1974)/9/16
朝日を浴びて4番線で待機する網走行1031D“オホーツク”7輛編成。道内時刻表に掲載された主要駅間キロ程表によると、札幌~岩見沢40.6、岩見沢~滝川42.9、滝川~旭川53.3、旭川~遠軽124.5、遠軽~網走113.2と記されている。 札幌 S49(1974)/9/16
札幌7:37発函館行22D“北斗1号”7輛編成が1番線から発車した。道内時刻表に掲載された主要駅間キロ程表によると、札幌~沼ノ端62.4、沼ノ端~東室蘭66.8、東室蘭~長万部77.2、長万部~函館112.3と記されている。函館11:55着 札幌 S49(1974)/9/16