転轍器

古き良き時代の鉄道情景

大井町界隈

 東上するブルートレインのトップバッターは“出雲”。EF65539〔東〕が牽く20系12輛編成が通る。 2002レ 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/24

 再度訪れた時は“出雲”の編成は24系に変わっていた。 2002レ 東海道本線品川~川崎 S51(1976)/3/22

 続いて西鹿児島発汐留行荷物列車がEF58155〔浜〕に牽かれて通り過ぎる。 荷34レ 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/24

 荷物列車の直前に通り過ぎる横須賀線電車は品川6:57発の532Sと思われる。荷34レは品川7:00発。改めて時刻表を開くと、7時台にここを通る上り電車は横須賀線電車が久里浜・横須賀発の5本、湘南電車は沼津・伊東・小田原・御殿場・山北・平塚からの8本を数えることができた。しかもどれもが15輛編成で来るのだから驚き以外の何ものでもない。 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/24

 想像を絶する列車密度に圧倒される。同じ時間帯の下りは横須賀線電車が逗子・横須賀・久里浜行の4本、湘南電車は平塚・小田原・熱海・伊東・沼津行の7本があった。しかもクモニが付いた16輛編成も走っていた。 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/24

 新鶴見以遠の貨物列車は品鶴線を通るので大森・蒲田・川崎には品川から単独の貨物列車が運転されていたと聞く。大森や蒲田の貨物施設の入換を終えたひとつ目玉のDD13が品川へ帰って行くところを撮っていた。 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/17

 153系12輛編成の東京発静岡行“東海4号”がブルートレイン“さくら”の10分前を走る。停車駅は品川ー川崎ー横浜ー大船ー平塚ー小田原ー湯河原ー熱海ー三島ー沼津ときて、ここで“さくら”に道を譲る。さらに吉原ー富士ー清水と続いて終着静岡に至る。 307M 東海道本線品川~川崎 S49(1974)/10/17

 大井町東口へ通じる跨線橋から列車線を望む。京浜東北線南行が入線、その横を横須賀線電車が猛スピードで駆け抜ける。 京浜東北線大井町 S51(1976)/3/22

 この153系電車は時間的に品川6:47発小田原行833Mか、品川7:13発沼津行837Mの何れかと思われる。2002レと荷34レの間に下って行った。 東海道本線品川~川崎 S51(1976)/3/22

 EF582〔浜〕の牽く荷34レ 東海道本線品川~川崎 S51(1976)/3/22

 手前の京浜東北線はスカイブルーの103系が行き交う。ここで流し撮りの練習をしたがフィルムの無駄遣いであった。 大井町 S49(1974)/10/24