昭和59年2月、九州内を走るブルートレインにヘッドマークが復活した。日豊本線では“富士”と“彗星”に懐かしい絵柄が掲げられるようになった。ところがその1年後、“富士”のマークがかつての展望車時代の形に変更されるとのニュースを聞き、これまで慣れ親しんだお椀形“富士”のマークも見納めとばかりにカメラを向ける事となった。銀帯が眩しい青い列を率いるのはED7626であった。26番は日豊本線幸崎電化時最初のグループ(9~26)の一員で、配備後18年経ったこの時も花形運用についていた。 ED7626〔大〕 8レ“富士” 日豊本線西大分~大分 S60(1985)/3/11